座標のところに数字ではなく「~」が並んでいること、ありますよね。これは「どこか決まった場所」ではなく、基準の位置から場所を指定する書き方です。まずは、上に1つ分ずらす例を見てみましょう。
相対座標は、コマンドを実行する位置を基準にした座標の書き方です。「~」はその軸の基準位置をそのまま使い、「~1」はその軸の基準に1を足します。基準はいつもプレイヤーとは限りません。
「この場所」と「ここからいくつ」の違い
数字だけの座標を住所と考えるなら、相対座標は「その場所から、いくつ離れたところ」という書き方です。たとえば、別の場所でも同じように「基準より1つ上」を指定したいとき。毎回その場所の数字を書き直さなくていいのが便利なところです。
~ ~1 ~は、どこが違う?
座標はX・Y・Zの順です。Yは高さに関係する軸です。ここでは位置の書き方だけを比べます。完成したコマンドではないので、このままチャットへ入力するものではありません。
| 書き方 | 読み方 |
|---|---|
~ ~ ~
|
3軸とも、実行位置を基準にする。 |
~ ~1 ~
|
XとZはそのまま、Yに1を足す。 |
~ ~-1 ~
|
XとZはそのまま、Yから1を引く。 |
「いま」は、だれの場所?
自分のチャットから試したコマンドを、遠くのコマンドブロックへ移すと、同じ相対座標でも基準が変わることがあります。executeで実行位置を切り替えているなら、その切り替えも追ってください。
思った場所にならないときは、「この~は、どこから数えている?」を見直してみてください。数字を変更する前に基準を確かめると、意図した場所からずれている原因を探せます。
座標を変えることと、実際に動かすことは別
座標の指定は、位置を表す材料です。それを使って移動するのか、ブロックを置くのか、条件を調べるのかは命令によって違います。相対座標があるだけで、プレイヤー自身が移動するわけではありません。
もう少し読んでみたい方へ
位置が理解できたら、executeのatがどの基準を切り替えるかを読んでみましょう。「誰が」と「どこで」を分けると、長いコマンドの意味も追いやすくなります。
数字を直す前に、「どこから数えている?」を確認。このひと手間で、見直す場所がぐっと絞れます。
参照した資料
確認範囲:公式の座標型とexecuteの位置指定を確認した概念解説。実行用コマンドは掲載していません。
資料確認:2026-09-19 JST